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浅草橋で地上に出ると　｢おうっ！！｣
　　初めて見るスカイツリーに度肝を抜かれた。
みんなシャッターを押している。私も御多分にもれずって訳でデジカメを取り出す。
Gallery A BIENTOTに向かっているのだが、歩みも止まりがちである。
毎晩飲んでいるアサヒビールの本社ビルの上には、ばかでかい金色の雲、
通りの向かい側にいい感じのたたずまいが。 引かれて見ればバッグ屋さんのようである。

素敵な物があると、押さえがきかない性分の私がウロウロしていると、中から出てきたナイスガイと目があった。二階が店になっているのでどうぞと。 ｢どうぞ。｣と言われたら前進んあるのみ！！				職人の仕事場は見あきないわ。			通りの緑とバックがいいハーモニーを奏でて美しい。
	欲しいなコレ			手作りの皮のバッグはデザインは簡潔でその色合いには深みがありカリエールの色彩を思い起こした。カウンターに置かれた作りたてだという大き目のバッグは紫がかった美しいグレーをしていて横のこげ茶色の艶のある物と一対の作品のようである。			。 階段を上ると息をのむほど素敵な空間が待っていた。
	１２時半ごろだったかしらこの店を発見したのは。 ｢美のシェルシェール・リーブル展｣でＳａｃksickｎｏのパステル画を見て、 ｢この後は銀座ですか？｣　と土井さんに聞かれたので、｢ちょっとこの辺を歩いて帰ります。｣ と答えた。 だから、、、墨田区案内所まで引き返して、｢この辺の地図ありますか。｣ マリ散歩に出向いてしまった。 ガイドマップの　１３：芭蕉わらじ脱ぎの寺　１４：赤門（副厳寺）　と何とかたどり着いたけど、 ｢地図にのせるな！！｣と呟いてしまうほどの物件であります。 そーーして、His Factoryまでも出戻ってくると、３時を過ぎたばかりというのにもう店じまいと シャッターがガラガラと降りて来るところでありました。

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